2024年12月6日金曜日

『湯の道』 龍が翔ぶが如く #7 心の湯道  その1

皆様毎日お疲れ様でございます。

師走に入りましたね。

数える所

今年も25日で終わりますね。

1年とは本当に早いものでございます。



私が湯の道にどっぷり浸り始めたのが

1か月半ほど前。

心にも体にも傷を負い

そんな時に気宇師匠との再会をし。

身を案じてくださった師匠が

温泉に行こうと。

連れ出してくださったあの日。

『湯の道』が始まりました。

元々幼いころより私も温泉が好きで

祖父に連れられて温泉通いをしたのが始まり。

その後学生時代も先輩と柔道の練習が終わって

体を癒しに行く。

社会人になっても事あるごとに温泉に行く。

そういう生活の一部でもありました。

ただ567を境に大好きな温泉に行かなくなった。

そういう話も含め改めて湯の道を楽しむ中で

師匠とも沢山話をしてきました。


さて。

この桜島を撮影した場所は

1993年8月6日に鹿児島県を中心として発生した水害の場所。

 竜ヶ水。

あの当時を思い出し師匠とも話をしていました。

過去の話を振り返れば振り返るほど。

どれだけその命を救われてきたか。

改めて実感いたします。

昨晩の話の中で

素敵なお店に連れて行きたいと師匠からお話があり。

聞いただけでワクワクが止まらない。

湯の道は『食』も大切な一部なので。

そして行ってきました。


『そば処 にいなさん』

隠れ名店なんですね。

地域の人や知る人ぞ知る名店なんですね。


鹿児島県姶良(あいら)蒲生町(かもうちょう)

本日の『湯の道』の場所です。


店内も素敵な店内。

ここで師匠にあることを聞きます。


司馬遼太郎『翔ぶが如く』

そうですね。

司馬遼太郎さんも大好きな場所。

店内にいっぱい飾られていました。


何処でもありそうなメニューに見えますよね。

ぱっと見は。

このお店の蕎麦は素晴らしかった。

私は元々料理人なので色々なお店の食べ歩きをしてきました。

私の中では3本の指に入る。

お蕎麦。

いただきます。



山掛け蕎麦。


そうなんですね。

出汁にアユが使われているんですね。

アユを焼いてこうやって乾燥させて。

旨味を凝縮させて

出汁に使う。

そりゃ美味しいはずです。

こだわりがすごい。

お店の方にも色々とお話を聞いて。

自然の恵みに感謝し。

その命を頂戴し。

命を紡ぐ。

素晴らしい1品でした。

ごちそうさまでした。

ありがとうございました。


昔は鹿児島は何もない場所だと思っていました。

今は鹿児島が大好きです。

西郷は竜ヶ水から見える桜島が見える錦江湾で

月照上人を哀れんで共に入水した。

それはまた別のお話で。




その2へ続く