人間の4大欲求とは
『食欲、性欲、睡眠欲、そして、入浴である。』
『湯の道は誰でもできる。しかし、深い。そして、浅いのだよ。』
『湯の道』の哲学者。
気宇壮大 氏の言葉でもある。
なんて話を。
未来人が話している姿を想像することが楽しい
『湯の道』
皆様、毎日お疲れ様です。
たかが温泉、されど温泉。
その温泉こそが至福の時。
そして露天風呂に浸かり
自然と調和する。
なにより。
中毒性がある。
どんな作用なのか。
愛と感謝が心から湧き出てくる。
体から湧き出てくる。
脳内から幸せのホルモンが湧き出る。
細胞ひとつひとつから湧き出る。
自分自身を癒しているだけなのに。
心と体の傷を癒しているだけなのに。
『毒』も使いよう。
『良薬』にもなる。
温泉の成分も実は
そういう物である。
私の知人で温泉の成分が合わない人もいる。
肌が拒否反応を起こす。
だから私は温泉はある意味『毒』でもあるのだと思う。
生き物が持つ生存本能と適応能力とは実に不思議な物がある。
※桜島北側
さて。
桜島を見ることは
生活する日常で当たり前の光景ですが
この桜島を360度見渡す日が来るなんて。
それも約半日で。
そんな今回の湯の道。
実は前回
気宇師匠と次回の湯の道の話をしていて
大隅半島の話になりました。
そして
探して出てきたある温泉。
露天風呂。
その露天風呂を目指し今回の旅が始まりました。
※桜島東側
目指すは『垂水市』
師匠はやはり素晴らしい
景観のポイントを押さえていらっしゃるので
この時点で普段見る事のない
桜島東の位置。
『道の駅』たるみず湯っ足たり館へ
日本の『日の丸』が出来た経緯はここでよくわかります。
島津家と天皇の関りと政府もそうですが
歴史の話をすると長くなるので割愛。
とにかく景観が素晴らしい。
鹿児島市内から車で約1時間ほど走れば
この場所まで来ることが出来ます。
フェリーを使えば約30分程ですかね。
目の前にそびえる活火山の息吹はエネルギーが強い。
素敵な『幸運の釣鐘』もある。
『道の駅』たるみず湯っ足たり館内へ
そこで
ある1枚の写真に気が付く。
『桜島大正噴火』
1914年(大正3年)1月12日午前10時過ぎに発生した桜島の噴火
死者58名、負傷者112名、村落埋没、全壊家屋120棟など
噴煙 約18,000mまで上昇
噴火の8時間後、午後6時30分にマグニチュード7.1の地震が発生
翌日13日の夜まで激しい噴火活動は続いた。
この場所は。
我々にその教訓を改めて伝えている。
人間とは。
自然の中では無力。
3.11東日本大震災でもそれは理解したはずである。
阪神淡路も、熊本地震も、能登半島も。
良くも悪くも忘れてしまうのも人間である。
悲しみを引きずらないように。
そして。
師匠が計算し始めた。
『来年の1月12で111年。。だね。。』
そうか。
ここでも、ぞろ目か。
なにの因果か。
いつものごとくこの場所に来るまでの間に
相変わらずぞろ目のオンパレード。
流石にここまで来ると驚かないが。
気宇師匠が『88-88』今日も見るんだろうねと。
車内で話し。
『もうサインは始まってますもんね。』というと。
2~3分後、対向車が『88-88』。
2人して笑います。
そして湯の道と温泉について
師匠と一緒に深く話し始めると
また対向車が『88-88』。
これが毎回。
確率論でナンバーの購入と普及率をどう考えても
天文学的な数字になるんですよね。
そして二人の話の中で哲学的話になり
まさかな。。
私の左側を走る車のナンバーが
『88ー88』
今回だけで6台。
行きだけでです。
それ以外のゾロ目も異常なほど見ます毎回。
そしてこの時。
普段と違う行動にある違和感を覚える。
それはまた次のお話で。